学校に行かなくなった子ども、どう対応したら?
ある保護者からこんな相談を受けました。
子どもが突然、「学校に行きたくない」とベットから出てこず、あまりの様子に「何かあったの?」と聞いても答えてくれません。どう接すればいいのでしょう。
このように保護者の方も気が付かずに登校拒否が表面化することがあります。
また、月曜日の朝になると体調不調を訴え「学校に行きたくない」と言い、行き渋りが表面化することもあります。そんな時、家族はどう対応すればいいのでしょうか?
不登校が始まった時の初期対応「子どもの不安に向き合う」
一時的な登校拒否
子どもが「登校拒否や行き渋り」が表面化すると家族は心配しながらでも問題を解決してあげようとします。実際、「前日の宿題を忘れてできていないから行きにくい」「友達とケンカしたが謝っていない」など一時的な不安が「行き渋る」に繋がることは誰にもあります。これらは家族からのアドバイスで解決していきます。
長期的な登校拒否とその要因
しかし、あまりにも「学校に行きたくない」ことを主張し、家族との会話も拒否したりすれば、少し様子は違ってきます。「行き渋り」も「突然の登校拒否」もその背景には大きなストレスを抱えています。主に人間関係によるストレスが見えてきます。
友達
・友達との関係をうまく築けなくてトラブルが続く。
・みんなからバカにされる。
・仲間外れや無視される。
さらに、教師との関係も大きな要因となります。
教師
「先生が話を聴いてくれない」
「勉強がわからない。ついていけない」
「私にいつもダメ出しをする」
これらの状態が長期に継続すれば、誰でも心が折れてしまい動けなくなります。
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